2009年 08月 30日
じっくり見るのが基本です!? |
こんちわ。今晩から明日にかけて、関東地方へ台風11号(Krovanh/クロヴァン/木の名前/カンボジア命名)が、暴風域を伴って最接近する恐れがあるようです。今後の情報にご注意ください。リロアン村は良いお天気です!
さて、一昨日は講習を行っていました。受講生はリピーターの鈴木さん。以前アドバンス、そしてフォトの講習も受けています。今回の講習は「アンダーウォーターナチュラリスト」でっす。
このスペシャルティーコースは、水中世界への正しい接し方、迷信や誤解を正し、生態を観察するコースです。ダイブ1は植物、動物の観察を行い、ダイブ2では生態などの観察です。鈴木さんはカメラをお持ちだったので、写真を撮りながら「じっくり観察」を行いました。先ずはこの写真「ヤマブキハゼとコシジロテッポウエビ」の共生。ハゼにピントを合わせつつ、エビが出てくるのを
待ちます。簡単そうに見えるけど、結構難しいですよ!この2ショット!普段の撮影は被写体がいたら撮る!の繰り返し・・・でしたが、今回は撮影の前に「観察」 これをすることによって自分の身体も安定し、カメラをしっかりと構えられるので、撮れた写真の出来が違いますね!
次はリロアンに多い「オイランヨウジ」 ちょっと観察してみましょう・・・アレレ!身体の下側に卵がビッシリと付いているのが分かります?こういう生態写真を撮るのは生物が豊富なリロアンならでは・・・!この日はジョーフィッシュの口内保育を見ることが出来ませんでしたが、こうした卵を守る魚たちの姿は毎日のように観察が出来ます。
ヤマブキハゼで撮影方法が分かったから、今度は「ニチリンダテハゼ」でエビとの2ショットに挑戦!どうですか?
ハゼにもエビにもピントが合って最高の写真が出来ました。これでハゼの背ビレが完全に開いていたらもっと最高だったなぁ~
そうそう、この写真はすべて受講生の鈴木さんが激写したものですよ!凄いでしょ!
今度は趣向を変えて「オオモンカエルアンコウ」に挑戦!
綺麗な色ですね!撮影中にお腹が減っていたのか?このカエルアンコウが突然「エスカー」をブンブン振り回していました!
この写真を見て、皆さんは分かるかな?撮る前もそうですが、撮影中も液晶画面で被写体を観察してください。こういうシーンが撮れるかも知れません・・・
そして、エキジット寸前に、この講習としては最高の場面に遭遇しました!
ナント!ハナビラクマノミが産卵をしていたのです。
当初はクマノミとイソギンチャクの共生という写真を撮ってもらおうと思っていましたが、何か行動がおかしいなぁ~と思ったら、岩に卵を産み付けていたのです。
クマノミ類の産卵は、本当にタイミングが合わないと、見ることさえ難しいのでラッキーでした!大きいメスが岩に卵を産みつけ・・・
その後小さいオスが精子をふりかけて行きます。産卵はわずか15~20分ほどで終わってしまうので、我々でさえ見る機会が少ない行動です。リロアンエリアでは7種類のクマノミを見ることが出来ますが、毎月のように産卵行動を取っています。我々ガイド陣が紹介しなくても簡単に見つけることが出来ますよん。
こうして、僕ちゃんが1番大好きなSP講習が無事終了。
楽しく魚の生態を観察しました。皆さんも「U/Wナチュラリスト」SP講習いかがですか?
さて、一昨日は講習を行っていました。受講生はリピーターの鈴木さん。以前アドバンス、そしてフォトの講習も受けています。今回の講習は「アンダーウォーターナチュラリスト」でっす。
このスペシャルティーコースは、水中世界への正しい接し方、迷信や誤解を正し、生態を観察するコースです。ダイブ1は植物、動物の観察を行い、ダイブ2では生態などの観察です。鈴木さんはカメラをお持ちだったので、写真を撮りながら「じっくり観察」を行いました。先ずはこの写真「ヤマブキハゼとコシジロテッポウエビ」の共生。ハゼにピントを合わせつつ、エビが出てくるのを
待ちます。簡単そうに見えるけど、結構難しいですよ!この2ショット!普段の撮影は被写体がいたら撮る!の繰り返し・・・でしたが、今回は撮影の前に「観察」 これをすることによって自分の身体も安定し、カメラをしっかりと構えられるので、撮れた写真の出来が違いますね!
次はリロアンに多い「オイランヨウジ」 ちょっと観察してみましょう・・・アレレ!身体の下側に卵がビッシリと付いているのが分かります?こういう生態写真を撮るのは生物が豊富なリロアンならでは・・・!この日はジョーフィッシュの口内保育を見ることが出来ませんでしたが、こうした卵を守る魚たちの姿は毎日のように観察が出来ます。
ヤマブキハゼで撮影方法が分かったから、今度は「ニチリンダテハゼ」でエビとの2ショットに挑戦!どうですか?
ハゼにもエビにもピントが合って最高の写真が出来ました。これでハゼの背ビレが完全に開いていたらもっと最高だったなぁ~
そうそう、この写真はすべて受講生の鈴木さんが激写したものですよ!凄いでしょ!
今度は趣向を変えて「オオモンカエルアンコウ」に挑戦!
綺麗な色ですね!撮影中にお腹が減っていたのか?このカエルアンコウが突然「エスカー」をブンブン振り回していました!
この写真を見て、皆さんは分かるかな?撮る前もそうですが、撮影中も液晶画面で被写体を観察してください。こういうシーンが撮れるかも知れません・・・
そして、エキジット寸前に、この講習としては最高の場面に遭遇しました!
ナント!ハナビラクマノミが産卵をしていたのです。
当初はクマノミとイソギンチャクの共生という写真を撮ってもらおうと思っていましたが、何か行動がおかしいなぁ~と思ったら、岩に卵を産み付けていたのです。
クマノミ類の産卵は、本当にタイミングが合わないと、見ることさえ難しいのでラッキーでした!大きいメスが岩に卵を産みつけ・・・
その後小さいオスが精子をふりかけて行きます。産卵はわずか15~20分ほどで終わってしまうので、我々でさえ見る機会が少ない行動です。リロアンエリアでは7種類のクマノミを見ることが出来ますが、毎月のように産卵行動を取っています。我々ガイド陣が紹介しなくても簡単に見つけることが出来ますよん。
こうして、僕ちゃんが1番大好きなSP講習が無事終了。
楽しく魚の生態を観察しました。皆さんも「U/Wナチュラリスト」SP講習いかがですか?
by gocean
| 2009-08-30 16:07
| 独り言・・・。