
こんちわ。台風17号はフィリッピンの一番北の島に上陸しています。セブ島は最後まで強風域には入りませんでしたが、「うねり」が未だ少し残っています。今後この台風は勢力を弱めながら台湾方面に進むようです。
本州への直接的な影響は無いと思われますが、沖縄方面は注意が必要でしょう。今後の情報にご注意ください
リロアン村はお天気回復の兆し!

今朝は久々に「朝焼け」を見ることが出来ました。まぁ~偶然にも雲の隙間からって感じでしたが、ここ数日太陽さえ見られない状況でしたので、日の出を見るとテンション上がります!ダイビングは曇りよりも、太陽パワーを浴びながらの方が楽しいですもんね!
今日はショップツアーの最終日です。2日間リロアンを堪能していただきましたので、今日は「スミロン島」へ遠征です。ハナダイ系の群れ浅場のサンゴ、ニチリンダテハゼなどなど・・・を満喫していただきます!
コンディション的には、ウネリが少しありますが、透明度ヨシ!風が吹いていないので綺麗な海に潜れそうです!

さて、先ずはこの写真。「チャツボホヤ」です。リロアンエリアにはとても多いホヤです。
この写真を撮るのに約10ヶ月もかかってしまいました。何故かというと、たくさんいるけど、見つけるのが大変なのです!?
ではこの物語のはじまりはじまり・・・

約11ヶ月前、年末年始の助っ人ガイドとして、
久米島で活躍する「塩入さん」が見つけ、教えてくれました。その後何度か撮影のチャンスはあったものの・・・ピントが上手に合わず・・・
その後ガイド中に見つけ、紹介したりしましたが、初めて見るゲストの反応は・・・???撮りにくいだけの小さなホヤ・・・みたいなイメージ。
そこで撮りやすい「ユキンコボウシガニ」捜索大作戦!・・・と言いながらカメラ持って海に入っているだけですが!何度か捜索した結果、イラクやハウスリーフよりも、マヌリバ、ホワイトロックの方が見つかりやすいです。水深は約5m前後。大きさは寄生しているホヤ自体が小指の爪ぐらいが多く、コンデジではちょっと小さすぎ・・・しかもカニ自身はホヤの下なので、クローズアップレンズ+外付けストロボの武装でも光が当たりにくく、苦戦を強いられます!

ホワイトロックで見つけた個体は、ホヤが親指の爪ほど、見つかってしまったカニが逃げる時に、姿を現した瞬間を激写!
Z-22リングライトのお陰で!光が回りました。
今度ユキンコ攻略法をあみ出しておきます。
その時はまたこのブログで紹介します!

スミロン島に着いてしばらくしたら太陽パワー炸裂!日焼けで背中、首が痛いです~。2本目を潜っている最中に水面は大シケに変貌!台風が抜けた証拠の強風でしたが、エキジットが怖かったです。ボートはブイに固定されていたはずなのに・・・キャプテンが危ないと判断し、少し沖で待機。やっと我々の順番が来た!と思った途端、ボートは逃げるように沖へ・・・トホホ。
シグナルフロート上げて待っていましたが、中々来てくれません!(ボートは安全に近づけるようグルリと方向転換中でした)水面に出て様子を見ると「大シケ」 水中にロープを出してもらい全員で摑まりドリフトエキジットとなりました。全員指示に従っていただいたお陰で安全にボートに上がることが出来ました。
最終日のゲストは機材が乾かないと諦めておりましたが、逆転ホームランのように、今日はカピカピに乾きますねぇ~!良かったヨカッタ!
ダイビングは自然相手のリクリエーションです。海のコンディションが悪い時、体調がすぐれない時は、決して無理をしないようにしてください。
しばらく晴天が続きそうです・・・